お米を炊飯器にかけたら、仕上げに追い焚き・蒸らしをすることでご飯の味がワンランクアップ!
電子ジャーのスイッチが切れたら、さぁ食べよう!
・・・と思うのは時期尚早。
その前にやって欲しいのが追い炊きです。
ご飯が炊き上がってしばらくすると、炊飯器の中の温度が下がります。
すると内部の水蒸気が冷えて、ぽたぽたと水滴になってご飯の上に落ちてきます。
そうなると、グチャグチャした水っぽいご飯になってしまうのです。
それを避けるには、炊き上がって炊飯器のスイッチが切れた2,3分後にもう一度スイッチを入れること。
これが、いわゆる追い炊きというやつです。
この追い炊きをすることで、炊飯器の中の水分を飛ばして、美味しいご飯ができます。
追い炊きを終えても、まだお米は芯まで熱が通っていない半生の状態です。
そこでやって欲しいのが「蒸らし」
10〜15分ほど蒸らしを行いますが、蒸らしている間は決してフタをあけてはいけません。
(赤子泣いてもフタとるな)
途中でフタをあけてしまうと、余熱が逃げてしまい、
芯の残ったご飯になってしまいます。
最近の炊飯器だと、「追い炊き」「蒸らし」機能がついたものもありますが、
もし炊飯器についていない場合は、手動でやってみてください。
追い炊き も 蒸らし も済んだら、最後の仕上げ!
しゃもじでジャーの中のご飯を思いっきりかき混ぜましょう!
これによって、ご飯粒に空気を含ませて、余計な水分を飛ばす効果があります。
いわゆる「ご飯が立つ」状態になるわけですね。
あとは茶碗に盛って、いただきま〜〜す。